次男に千円を渡して
家の前のスーパーに
おつかいに行かせた
オツリで好きなお菓子
買っておいで。と言うと
喜んで買いに行った。
が・・・ 帰ってこない・・・
遅い・・・ 遅すぎる・・・
おかしいな・・・
そのうち一階で物音がした
一階に下りて行くと
次男が毛布にくるまってた
買ってきたか?
買ってきたものは?
と聞いても返事ナシ
毛布をめくると
次男の目に涙
お金落としたんか?
と聞くと。涙をボロボロ
落としながら、うなづいた
次男の横に、
次男の財布が落ちていた
俺に黙って損失補填をして
ごまかそうとしたらしいが・・・
数十円しか無かったようで
補填できなかったようだ(笑)
次男を外に連れ出して
どこを歩いた?どこで
落とした事に気付いた?
と聞きながら探したが
お金は見つからなかった
スーパーに入る前に
お金を落としたらしいが・・・
ちなみに家からスーパーまで
十数メートル程しかない(笑)
おまえが落としたんだから
サービスカウンターの人に
お金落ちてなかったか
自分でちゃんと聞いておいで
と言い、次男の背中を押した
俺はあえて店の外から、
次男の様子を見守っていた
サービスカウンター付近を
行ったり来たりしながら
ウロウロする挙動不審な次男(笑)
待つことおよそ10分・・・俺寒い(笑)
店員にようやく次男が話しかけた
間もなく、千円を片手に
照れくさそうに嬉しい顔で
次男がスーパーから出てきた
親切な誰かが届けてくれたらしい
今回は、とても親切な人が
お金を届けてくれて良かったな
おまえもお金落として困っただろ?
でも親切な人がいて嬉しかっただろ?
いつかお金を拾う事があったら
お金を落とした誰かが必ず困ってる。
おまえもきちんと届けてあげなさい
と言い、次男の頭を撫でてやると
次男も大きくうなづいた
さあ、親切な人のおかげで
千円が戻ってきたことだし
お菓子買ってこような。と
一緒にスーパーに入った
ガキなりに悩み、学びながら
日々成長しているようです(笑)