小笠原の海は噂以上に凄まじく、聖地と呼ばれ
るに相応しくすべてが別格だった。
6~7年前に巻いたPE3号、リーダー70ポンド
CB・ONEのZERO・ONE250g 潮の流れが
緩くカンパチが食い渋る状況の中、根魚用にと
持っていったタックルを使用していた
ボトム付近を数回叩いた。船長の「はい上げて。
移動します」という声に全員回収。
せっかくなのでアクションさせながらジグ回収中、
ボトムから30m付近でモゾッとした微かな違和
感を感じた瞬間、反射的にあわせたが空振り・・・
ショートバイト?と半信半疑ながらも、すぐリール
をフリーにし、サミングしながら数m程度ゆっくり
とジグをフォールさせたあと、一気にしゃくりあげ
アクションを開始したところでまたモゾッと違和感
間違いない!魚だ!しかしまたしてもフッキング
せず 「くそっ!乗らん!食え!」とサミングしつつ
数m程度ゆっくりとジグをフォールさせ、バイトが
あった水深まで再度ルアーを送り込んだところで
一気にしゃくりあげアクション開始した途端ヒット!
「やた!食った!」と思った途端、一気にラインを
引きずり出された。ラインを介して伝わってくる魚
のパワーとトルクと重量感!やべえ!でかい!
どんどんドラグを締めこんでいったが、30・40m
ラインマーカーの色がどんどん変わっていく。 魚
はもうボトム付近なはず!こりゃまずい! ライン
が切れる覚悟で、ロッドが折れる覚悟でサミング!
50・60m・・・・やっと止まった。 ラインがキンキン
と糸鳴りし、ロッドやリールがきしみ異音がしてた。
幾度もの激しい抵抗をかわしてなんとかキャッチ!
ヘビータックルでさえ獲れない大魚が多い海域な
だけに、軽率だったなと少々反省・・・。 ルアーは
丸呑みされ、フックはエラの奥深くに刺さっていて
リリースは不可能でした。
ファイトタイムは10分程度でした。ごらんください
http://www.youtube.com/watch?v=OmOOPuwtyZY