不適切施工?・・・いいえ。不親切施工だと思います
住宅メーカーは過度の生存競争と価格競争に没頭
しています。安全性、耐久性、信頼性、などを最優先
する施主さま第一主義の施工はしていません。会社
の利益を最優先した利益至上主義と言えるでしょう。
もしかすると、誠意と誠実さに溢れた住宅メーカーも
存在するのかも知れません。そうあってほしいです。
住友林業といえば母体も大きく、一流住宅メーカーと
言えるでしょう。その一流が今回のように利益至上す
るあまり、不適切な施工をしていたのが現実なのです。
お客様のことを第一に考え、最優先していたのならば
今回のこのような事態は、全国規模ではおこりません。
業界の裏話ですが・・・他メーカーと比較し住友林業
は、比較的施工や仕上がり等のチェックや管理等の
厳しい方に分類される住宅メーカーです。 他の住宅
メーカーががどの程度の施工、どの程度のチェック
なのか容易に想像がつくことでしょう。怖いことです。
3524の全ての物件に現場管理者や監督がいます。
下請け業者(職人ら)は、彼らの指示によって施工を
行うため、身勝手な手抜き施工をすることは有り得ま
せん。つまり元請け(メーカー)に問題があるのです。
会社の利益を至上するあまり、不適切な施工を業者
に指示する現場監督などいない方が良いです。
全国規模で3500軒もの不適切施工。しかしこれは
たった一社だけの物件数。残念で怖い事ですね・・・
住宅3500軒、不適切施工か=住友林業
「性能確認」―国交省
時事通信 8月10日(金)20時58分配信
国土交通省は10日、住友林業(東京都千代田区)が
都内で建築中の木造3階建て住宅で、不適切な施工
をしていたと発表した。
準耐火性能を持つ本来の工法と異なっており、建築
基準法に違反するという。東京のほか、神奈川県や
大阪府など計3524物件で同様の疑いがあり、同省
は各自治体に調査を依頼する。
国交省によると、問題の住宅は部屋と部屋を仕切る
壁を作る際に、下地として柱の間に必要な「胴縁」が
なく、他にも石こうボードを留めるビスが短かった。
国交省が認定している工法と異なり、準耐火性能が
確認されていない。