去年の今頃は
明日に迫る地獄を
皆が知る由もなく
多くの命を奪われた
朝起きて家族と食事し
子供らを学校に見送り
自分も仕事へ行く
皆が普段どおりの
何の変哲もない
平和で幸せな日常を
当たり前に過ごした
そして一瞬のうちに
会社も仕事も仲間も失い
帰るべき家も財産も失い
守るべき家族も失った
当たり前の日常や幸せが
こうも儚く脆いものかと・・・
この世に当たり前のモノ
など無いのだと感じる
阪神淡路
能登沖
中越沖
東日本
わずか十数年の間に
これだけの大地震が
頻発し、多くの尊い
命が奪われている
それだけに
数年以内に首都圏で
大地震が発生するという
見解も、あながち嘘では
ないかも知れないと思う
奪われ失われたモノは
もう二度と戻らない
時間が癒やしてくれるほど
生易しい傷でもないだろう
しかし、せめて一日も早い
復興をと、心から願います