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富山市、T様邸改装工事

2011.11.24 | Category 未分類

ファイル 55-1.jpgファイル 55-2.jpgファイル 55-3.jpgファイル 55-4.jpgファイル 55-5.jpg

富山市、T様邸改装工事の写真です。
まだ電気工事が終わってないときの
写真で申し訳ないのですが、これで
おおよそ完成です。

工事内容は築年数が古い貸家の改装でした
壁は全て京壁(じゅらく)になっていました。
その既存壁を全て掻き落とし、Cトップという
下地処理をし、おおよそ平滑に仕上げます。

その後シーラーを全面塗布し、剥離を防止し
たうえ、モルタル下地からのアクを止めます。

その後、粒子の粗い下塗り用のパテを塗布
し下地をさらに平滑にしていきます。乾燥後
さらに粒子の細かいパテを全面塗布し、下地
をさらに平滑にしていきます。

パテ乾燥後はサンディングし凹凸を無くして
さらに平滑にしていき、ようやく下地が完成。

かなり下地の状態が劣化しており、なおかつ
凹凸が激しく酷い状態だったため、手間隙が
かかってしまいましたが、これで一安心です。

クロスのジョイント部には全て極薄の和紙製
テープを入れて補強し、端部にはコーキング
にてシーリング処理を施し剥離を防止します。

床はフローリング(木目)柄のCFシートを貼り
巾木は木目柄のソフト巾木を貼りました。

CFシートの下地にも、もちろん気を遣います。
アースタックにてパテ処理を施し、下地ベニヤ
のジョイント部の凹凸をなくし、平滑にします。

CFのジョイント部にはすべてシーミング処理を
施し溶接します。木枠周りの端部にはシリコン
でシーミング処理を施し、剥離やめくれを防止。

本来はこれだけの下地処理を、正しい手順で
施工を施していかなければいけないのですが
実際は手抜きしている施工業者も多いのです。

豊富な知識と経験に基づく正しい施工。そして
適正な価格。このうちのどれかひとつが欠けて
もプロの仕事とは言えず、職人とは呼べません

23:05